レッツレン耐

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レン耐NEWS

20171105HSR九州

2017年11月6日

5月5日・こどもの日にふさわしい快晴の空の下、筑波サーキット・コース1000に集った100名以上のライダーと応援者が
童心に帰ってレンタルミニバイクによる1時間+3時間の耐久レースを楽しんだ。

またレン耐決勝では、参加者有志によるYoutubeとニコ生でのオンボード動画生配信も行われるなど、新しい試みが導入されたのも目玉のひとつだ。
まずはゼッケン順に車両が並べられ、予選となる1時間耐久が11:00にスタート。予選はベストタイムではなく、周回数で順位を決定。こちらの結果で、決勝3時間のグリッドが決められる。この予選を制したのは、そのニコ生配信チームである#10「WILD
WING RACING」。

決勝は13:00に日章旗が振られ、ル・マン式でレーススタート。ここで一気に先頭に躍り出たのが、予選5番手だった#6「イース&サスケと優勝するぞ!」だ。どうやら、決勝で本気を見せる作戦だったようだ。だが、その#6は1時間25分を過ぎたあたりの第2ヘアピンで痛恨の転倒。
これによりトップ争いは、同一周回にいる#5「カザアナレーシング」、#10、#4「雷電ドロップス」のグロムクラス3台がそれぞれ順位を入れ替え合うデッドヒートへと移り変わっていく。

一方、今回のエイプクラスは全15チーム中の3分の2にあたる10チームにレース初体験者を擁していたにも拘わらず、経験あるチーム員が初心者を上手にサポートすることで本格的な走りを展開。
Youtube配信チームもそのうちのひとつで、なんとライダーは全員女性!
経験者2人+初心者2人からなる#36「リハビリ&初めて女子チーム」で、途中1回の転倒に見舞われながらも、レースの醍醐味をぞんぶんに味わっていた。

さて、気温30℃を超える暑さとハイペースの展開から、レースは1時間を残したところで各車にガソリン残量の懸念が浮上。特にここまで軽快に飛ばし続けてきた上位チームに、その恐れが濃くなっていく。
エイプクラスで終盤までブッチギリの速さでクラストップを守っていた#21「ノックオーバー」もそのひとつ。残り9分を前についにコース上でガス欠しマシンが止まってしまう。他にも数台が同様にストップ。最後に順位の変動が起きるレン耐ならではの光景だ。
グロムクラスも言わずもがな。終盤は全車ガソリン警告灯が点滅しながらの走行となっており、いつマシンが止まってもおかしくない状況下でひたすら完走のみを狙う。

そしてレースは16:00にチェッカーフラッグ。
グロムクラスはそんなガス欠との闘いのなか、ラストでジワジワと差を広げた#5が優勝。
エイプクラスは、人生初レースライダーを交えた#26「SRC48チームA」が見事表彰台に頂点を射止めることとなった。


正式結果は以下のとおりです。

グロム125クラス
1位 #5   カザアナレーシング        214周
2位 #10  WILD WING RACING 211周
3位 #4   雷電ドロップス          210周

エイプ100クラス
1位 #26  SRC48チームA        200周
2位 #25  ワイルドハウスレーシングチーム  199周
3位 #23  ハムスターツーリング部      194周

人生初レース
1位 #26  SRC48チームA
2位 #30  TEAM FRONTIER
3位 #31  なべさんと愉快な仲間

特別賞は、大阪・八尾からはるばるエントリーしたうえ、人生初レースクラスでも3位を獲得した「なべさんと愉快な仲間」の増田 裕一さんに贈られました。