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レン耐NEWS

Let’sレン耐東日本第3戦・明智 初心者60分耐久&4時間耐久レース

2024年5月9日

<開催概要>

開催名称 KIJIMA杯Let’sレン耐 明智 初心者60分耐久&4時間耐久レース

開催日時 2024年3月24日(日)

開催場所 岐阜県・明智ヒルトップサーキット

天候 曇りのち雨

気温 10℃

 

<開催クラス>

<初心者60分耐久>

GROM4クラス 2台

 

<4時間耐久>

GROM5クラス 6台

GROM4クラス 9台

 

参加チーム計 17台

参加者数   58名

 

 

<レポート>

2024シーズン東日本第3戦目となる明智戦は、3月下旬の開催ながら、今年の遅い桜を象徴するかのような寒い朝を迎えた。天候は曇りで夕方からの雨の予報が出ていることもあって、レン耐「初心者60分耐久レース」から時間を調整して前倒しでスケジュールを進行させたものの、残念ながら「4時間耐久レース」は雨の中でのレースとなってしまった。

 

<60分耐久レポート>


天候悪化に備え、予定よりも15分早めのスタートとなったのは、ショップのお客さんつながりで結成された#21「1/2とオヤビン」と、最近走行会に参加するようになってもっとうまくなりたいということで今回の参戦となった#22「H.Age」、2台4名のレン耐初心者による60分の耐久レース。


極めて慎重に、そしてゆっくりめのペースでスタートしたこのレースは、この60分のうちに3回以上のピットインが必要で、ピットインごとにミニゲームのお題が課せられる。#21が先行したレースは順位変動もないままレースが進行し、#21「1/2とオヤビン」が初優勝を遂げることとなった。

 

<4時間耐久レース>

午前9時45分にフリー走行開始し、セッション終了後に各チームごとの写真と全体の集合写真をコース上にて撮影し、当初の予定よりも40分早い午前10時20分に日章旗が振られルマン式で4時間耐久レースはスタートした。

気温も6度と冷えている中で転倒もせず、さらに後半の天候悪化を見越し、序盤にペースを稼いでおきたいところだが、今回は全クラスに適応されるダブルペリア式ハンデがあるので、それを頭の片隅に入れながらどう戦うのか、戦略の難しい一戦。このスタートから一気に飛び出していったのは#3「デンソーDAC だまれ小僧(by大先輩)」と、#2「デンソーDAC どけジジイ(by若手)」の2台であった。

 

これに遅れまいと各車が追いかけていくわけだが、しばらくすると#3は一気にペースダウンし、後ろを見ながら順位を落としていく。そして序盤のペースのままレースを展開する#1「無理膝組合」、#4「Team130R」、#758「SSP 758」、#21「FARs」、#23「見付北多重債務サイソク麗心愚」、#6「F2.R.C」という6台のトップ集団と、少し離れて#3を筆頭に第2グループという展開に代わっていく。

そして、レース開始からわずか12分後には#23、そして19分後には#6と、そのハイペースな上位6台の中から2台の転倒車が続出するという状態。そして各チームがこまめにピットインを繰り返し、トップ争いは#21と#4、それに#3も加わった展開へと変わっていく。

 


ピットイン3回ごとにミニゲームが課せられるが、そのタイミングが似通っていたこともあって、お題クリア待ちの渋滞ができここで大きくタイムロスするチームも現れていた。そしてレースもスタートから1時間を経過した時点でのトップは#3と#2のデンソーDACチームのワン・ツーに変わっていた。

 

午後12時7分、残念ながら、空から雨粒が落ちてきてしまう。そしてレースはダブルペリア方式のハンデの基準となるレース折り返しの2時間が経過する。この時点でのトップは、GROM5クラスの#2「デンソーDAC どけジジイ(by若手)」の110周。このクラスでは、#4「Team130R」(103周)、#3「デンソーDAC だまれ小僧(by大先輩)」(102周)というオーダー。GROM4クラスのトップは総合2番手につけている#27「TT親子」の108周、これに#24「SST48」(103周)、#21「FARs」(102周)が続く。

 

2クラスともにダブルペリアのハンデを決める運命のサイコロが振られた。GROM4クラスは「4」の目が出てクラス4番手の#21の走行周回数101周がその基準となり、周回差×1.5の11周がクラス4番手以降のチームに与えられた。GROM5クラスのサイコロの目は「3」となり、3番手を走行していた#3のトップとの周回数差8周をベースに最大12周のハンデが与えられることとなった。

このハンデはすぐにラップボードに反映され、2時間半が経過した時点でのトップを行くのは12周のハンデが与えられた#1「無理膝組合」。これを#3と#4が追う展開に代わっていた。GROM4クラスも#22「TeamTRFwith髙橋農園」、#25「検討します」、#23「見付北多重債務サイソク麗心愚」とこちらも11周のハンデをもらったチームがクラス上位を争う展開になった。

 


降り出した雨は止むことはなく、逆に徐々に強くなっており、雨がっぱを着るライダーも増えていく。レース中盤から全車にガソリン給油が行われたがガス欠になる心配はほぼなくなっていた。ただ、雨による転倒も多くなってしまった。


レースは終盤になり、同一周回で#1と#21と#3のトップ争いとなっていた。ピットインのタイミングで順位は入れ替わるものの、残り10分でトップに立った#1「無理膝組合」がそのままトップチェッカーを受けた。#22「TeamTRFwith髙橋農園」、そして#3「デンソーDAC だまれ小僧(by大先輩)」が同一ラップでこれに続いてレースを終えた。

GROM5クラスで優勝をした「無理膝組合」は、愛知県にあるスパ西浦モーターパークで走っている中で知り合ったメンバーで結成されたチームで、レン耐参戦2回目のメンバーが中心。今回のレースは前半にまずペースをつかむこと、そして後半にペースを上げて頑張ろうというざっくりした戦略で臨んだ一戦だったが「雨が思ったより強くてペースは上げられなかった」ということだが、最後は2位に14秒差という僅差であったが、無事に優勝を手にした。

 

GROM4クラスで優勝をした「TeamTRFwith髙橋農園」は、会社の同僚でレースをやっているメンバーで「レン耐なら気軽に走れるから」ということで結成し、今回がレン耐参戦2回目のメンバー中心のチーム。無事にクラス優勝となったが「あとちょっとの差だったんで、総合トップでチェッカー受けたかったですね」と、ちょっと残念顔だった。

 

 

正式結果は以下の通りです

<60分耐久>


1位 #21 1/2とオヤビン 49周
2位 #22 H.Age 48周

 

<4時間耐久>


GROM5クラス
1位 #1 無理膝組合 221周

2位 #3 デンソーDAC だまれ小僧(by大先輩) 221周

3位 #2 デンソーDAC どけジジイ(by若手) 214周

 


GROM4クラス
1位 #22 TeamTRFwith髙橋農園 221周

2位 #24 SST48 219周

3位 #25 検討します 218周

 


人生初クラス
1位 #25 検討します 218周

2位 #21 FARs 211周

3位 #27 TT親子 209周

 


特別賞 #21「FARs」
サポートメンバーとしてお子さんがお題に対して非常に頑張った!ことです。