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レン耐NEWS

Let'sレン耐東日本第14戦・間瀬 変則3時間耐久

2024年8月12日

<開催概要>
大会名:Let'sレン耐 変則3時間耐久 間瀬大会

開催場所:新潟県・日本海間瀬サーキット

開催日:2024年7月14日(日)

天気:晴れ時々曇りのち小雨

気温:28℃

 

 

<開催クラス>

GROM5クラス  10台

CBR250クラス   1台

 

参加チーム:11チーム

総勢:  35名

 

<レポート>



3か月ぶりとなるレン耐間瀬戦が、新潟県にある日本海間瀬サーキットで7月14日に開催となった。

「CBR250Rドリームカップ スプリント」との併催で、そのレースを挟んだ90分ずつの2ヒート制の変則3時間耐久レースとなる間瀬戦は、練習走行後にそのままグリッドに並べるのではなく、セッションが終わるといったんピットに戻って次のセッションを待つことになる。そして90分間のレース1を走行。その結果に対し、ダブルペリア方式のハンデが決められ、さらにレース2のグリッドが決まり、ヒート2がスタートする。 

梅雨明け前の厳しい暑さがひと段落したこの週末、天気は下り坂の予報も出されていたこともあって、海の日が翌日にもかかわらず、サーキット前にある間瀬下山海水浴場にも人影はまばら。間瀬戦にしては珍しく風も強くなく、何とかギリギリ雨も持ちこたえてくれて、レン耐参加者にとっては過ごしやすく、レースも何とかこなせる一日となった。

今回のレン耐間瀬戦には4月に引き続いて多くのチームが参加。この間瀬戦、常連組以外も参戦し、合計11チームとなった。今回は、チームの数もさることながら、ライダーの倍以上の応援者が駆け付けるチームも多く、いつも以上に活況なレン耐となった。

「CBRドリームカップ」の予選セッションを挟んで行われるレース1には予定通り全車両がグリッドに並び、午前10時12分にスタート。今回はダブルペリア方式のハンデもなく、レース1はあくまでもレース2のグリッドを決めるだけのレースとなった。何周周回遅れになってもグリッドの位置が変わるだけで、そのラップ差も反映されない。そのため、無理をせず、最低ピット回数を計算し、レース2でなるべく無駄なピットストップを行わないように多めにピットインを繰り返して進めていけばよいことになる。

ピットインを繰り返し、燃費を稼ぐ走りに徹すればよいのだが、トップは快調に飛ばしていく。最初の30分の経過時点でのトップは#8 「水曜日倶楽部」。すでに20周を走行していた。その後ピット戦略もあってペースを落とすこととなったが、それでも1時間半のレース1を終えて、レース2でポールポジションを獲得することとなった#8 「水曜日倶楽部」は、なんと54周を走り切っていた。そして2位には同一ラップで#6「team-AKAGI セレクト3」となった。一方、最もペースを抑えたチームは#10 「チーム ふらっと」の44周であった。この10周の差はレース2のグリッド上20mたらずに収まることとなった。

 

レース1終了後に給油作業も行われ、Grom5は全車2L、そしてCBRは5Lが追加された。そして「ドリームカップ」決勝後にレン耐レース2が行われた。今回唯一の参加となったCBRを持ち込み、しかし排気量が倍なのに、なぜか後方に沈んでいた#81「チーム旬」がスタートから好ダッシュを見せレース2をリードする展開からスタートとなった。

全チームがここからガチのバトルとなるわけだが、このスタート直後に#1「うまソーダデカサイズ」が転倒。今回2チームで参戦のチーム「うまソーダ」の若手を中心としたメンバーで構成されているチームだ。しかし、これがこの日唯一の転倒となった。最近転倒の多いレン耐のレースでは非常に珍しい展開ともいえる。もちろんハイスピードコースの間瀬では転倒が大きなタイムロスになることも多いため、そこまで目をサンカクにして走るのはリスクでしかない。

唯一のCBR250Rの81号車が序盤はレースを引っ張っていたが、その後は#4「コバヤシファクトリー」がレースを引っ張り始めるようになっていく。

 

レース2になって、天候は少し怪しくなってきていて、小雨というほどではないがパラパラと時折雨粒が落ちてくる状況になっていくものの、なんとか持ちこたえる中、規定時間を迎え、変則3時間の耐久レースは終了。順調に周回を重ね、最初にチェッカーを受けたのは59周を走り切った#4「コバヤシファクトリー」であった。

チーム員の中でも今回は速いライダーをそろえて参戦した「コバヤシファクトリー」であったが、残念ながら最終的な結果は、その4号車ではなく#9「M's」が優勝となった。会社の同僚同士でこの間瀬戦だけに集中して参戦をしているチームが、今年2勝目、昨シーズンから数えると今回4連覇となった。「タナボタ式に優勝をさせていただきまして、見事4連覇を達成できました。ありがとうございました。次はきっちりと勝てるように、5連勝狙って頑張ります」と語ってくれた。 

今回1台だけの参戦となったCBR250Rクラスでは、その#81「チーム旬」がクラス優勝(総合6位)となった。「排気量も倍だから当然トップで優勝、というところを目指してきたんですが、難しかったですね。次からも出られるだけ出て、表彰台、表彰台目指して頑張っていきます」と表彰台に上がった。

 

 


正式結果は以下のとおり。

 

<変則3時間時間耐久>


GROM5クラス
1位 #9 M's                                                 60周
2位 #4 コバヤシファクトリー                         59周
3位 #6 team-AKAGI セレクト3                    59周

 


CBR250Rクラス
1位 #81 チーム旬                                      57周

 


特別賞 
#10 「チーム ふらっと」前回の間瀬戦に引き続いて、今回も夫婦で参戦してくれた「チーム ふらっと」。

その前回参加時に転倒して肩を負傷してしまったため、リタイヤになってしまい、今回リベンジで見事完走したということで特別賞が贈られた。