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レン耐NEWS

Let'sレン耐東日本第18戦・日本海間瀬サーキット変則3時間耐久レース

2024年9月26日

<大会詳細>

大会名:Let'sレン耐 日本海間瀬サーキット変則3時間耐久レース
開催場所:新潟県・日本海間瀬サーキット
開催日:2024年9月1日(日)
天気:くもりのち晴れ
気温:30.2℃

≪開催クラス≫
CBR250クラス       3台
グロム5クラス      15台

参加チーム:18台 総勢:48名


<レポート>

9月最初のLet'sレン耐は日本海間瀬サーキットで開催。
前日までは台風10号の影響が危ぶまれたが、幸いにも当日は奇跡的な好天に恵まれ、
いまだ衰えぬ夏空の下、CBR250が3台とグロム5が15台の2クラスによって前半90分&後半190分の変則3時間による耐久レースが行われた。


<<レポート>>
<レース1 90分>

今回は変則3時間耐久ということで前半90分のレースは予選という扱い。
前半ゴール時の結果がそのまま後半90分のグリッド順となる。
その前半90分は、10:40にゼッケン順によるグリッド整列でル・マン式によりスタート。


オープニングラップをCBR250クラスは#101「HN JPN264Rうさぎ」、グロム5クラスは#13「M's」が制するかたちでレースは始まっていく。
スタートから10分ほどしてグロム5クラスの2台が転倒するハプニングが発生。また、グロムクラスの#2「うまそーだ」は練習走行時のトラブルを引きずって緊急ピットインを行う光景が見られたものの、レース全体としては概ね順調に推移。
やはりパワーに勝るCBR勢がそのままトップを奪うことになるものの、こちらは#101に同門となる#102「HN JPN264Rかめ」がガチ勝負に挑み、この2台が後続を引き離して接近戦を演じることとなっていく。

グロム5勢は#13に代わって#14「チームミノルクリス」。こちらはCBR勢3位の#83「チーム旬250」と遜色ない速さを見せて、この2台が総合3番手を争いあう。
#14は間瀬をホームサーキットとするさすが地元勢といったかたちで、一方#83は関東からの遠征組。ちょうどマシン差と熟練差が拮抗したような印象だ。
前半レースは残り30分というところで、一時は#102がコース半周ほど先行するかたちで総合トップを走ることとなるも、規定ピットインなどの影響とベストタイムで1秒以上上回る#101の走りにより2台は再びテールトゥノーズのかたちで終盤へ。

結局、#102と#101は最後まで接戦を繰り広げると、0.75秒差で先にチェッカーを受けた#102が予選レースを制することとなった。
グロム5は総合4番手でゴールした#14がクラストップということになり、こちらは同クラス2位の#9「元祖・水曜日倶楽部」に2周差をつけての圧倒的予選トップとなった。

前半レースによる予選結果は、CBRクラスが#102=58周、#101=58周、#83=57周。グロム5クラスが#14=57周、#9=55周、#10「本家・水曜日倶楽部」=55周の順。

<レース2 90分>

間瀬主催のCBRカップスプリントレースを挟んで、レン耐のレース2の90分耐久は13:30にスタートとなった。
今回は変則3時間レースのため、恒例のダブルペリアハンデはいずれのクラスにも適用されず、決勝レースはそのままガチの全力による対決だ。
レース1の90分の結果を元にしたグリッド順によるル・マン式スタートから好スタートを決めたのは、ポールポジションを獲得していた#102。#102はそのままオープニングラップを制することとなる。
グロム勢でオープニングラップをトップで通過したのも、同じく予選クラストップの#14だ。
決勝レースでも#102と#101の同門によるトップ争いが繰り広げられると、予選では一発の速さで上回っていた#101が、ここでも4周めに#102より10秒以上も速い1分11秒493という驚異的タイムをマーク。


しかし、安定度で上回っていたのは#102の方で、やがてじりじりと#101を引き離して単独トップを走るかたちとなっていく。
グロム5クラスは#14が予選時の好調をそのまま続けることができず、代わってクラストップとしてどんどん後続を引き離していったのは#13。
同クラス2番手を#8「心鍛心磨零心愚 元祖」、#9、そして#14らが争う展開となっていった。
90分のレースはあっという間に時間が過ぎ、#102は1周リードという十分なアドバンテージを抱えて終盤へ。
このCBRクラスでは#83が#101に迫ると2番手争いが激化するというかたちに。
一方、グロム5クラスは独走するかたちの#13に必死に迫らんと、#8が2番手争いの集団を抜け出して単独走行となっていく。
最終的に終始レースをリードした#102が、このまま真っ先にチェッカーフラッグを受けると貫禄のCBRクラス優勝をゲット。

同クラス2位となったのは#101。#83は惜しくもピット回数未達というミスを犯して5周減算となり3位となった。
グロム5クラスは総合3番手という成績で#13が優勝。7月14日に行われた前回の間瀬レン耐に引き続いての連覇となった。
同クラス2位は#13まで同一周回数まで追い上げた#8。3位は#14となった。

最終結果は次のとおりです。

<CBR250クラス>
1位 #102「HN JPN264Rかめ」 60周
2位 #101「HN JPN264Rうさぎ」 59周
3位 #83「チーム旬250」 54周

<グロム5クラス>
1位 #13「M's」 58周
2位 #8「心鍛心磨零心愚 元祖」 58周
3位 #14「チームミノルクリス」 58周

特別賞は#4「動くシケイン三銃士」の皆さんに贈られました。