2026年5月10日、スポーツランドSUGO西コース。心地よい春らしい陽気のなか、東北地方では唯一となる『レン耐』が開催されました。今回はGROM4クラス19台、GROM5クラス11台、過去最多となる合計30チームがエントリーしました。なお決勝レースは3時間耐久です。
唯一の東北大会・SUGO西コース
3時間耐久レース
いつもどおり女性ライダーやビギナーの姿も非常に多く、本格的なレースとはひと味もふた味も違った、アットホームなイベントとしてすっかり定着した感があります。ブリーフィングや初心者に向けた講習、それに続いて30分間の練習走行を経て、全チームがコース上に整列し記念撮影を行いました。
スタートはレン耐ではお馴染みとなっているル・マン式です。フラッグが振られるとライダーが一斉にコースへ飛び出し、接触や混乱もなく戦いの火ぶたが切られます。
序盤の30分が過ぎた時点でのトップは、GROM5が#2「たばしね雪山倶楽部1号」、GROM4が#36「MFA+SMCRバリバリチーム」で、周回数はともに31ラップでした。この2チームは以降もアドバンテージを少しずつ広げながら、60分が経過したころにはそれぞれ2番手に2ラップの差を付けていきます。
しかし車両を回収するセーフティカーの介入、またドライバー交代のタイミングが影響し、折り返し地点の90分でGROM4は、#48 TEAM JINが同一周回ながらトップに躍り出ました。2番手は#36 MFA+SMCRバリバリチーム、3番手は#34 モンマモータース相馬支部です。
そしてGROM5は#2 たばしね雪山倶楽部1号が首位を堅持し、2番手が#9 Team 走的達人で3番手が#8 TEAM 二代目 だっちゃだれでした。なお中盤になると5の倍数のピットイン時に課される『お題』や、ガス欠を防ぐためあえてタイムを抑えるチームも増え、ポジションの変動が一段と激しくなります。
さらにエンターテイメント性を高めるのは、ダブルペリア方式のハンディキャップです。レースの1/2が過ぎた時点のリザルトを元に、クラス最下位チームの代表者がサイコロを振ります。出た目によりハンデを貸す起点が決まり、トップとの周回数差とボーナスを加算したうえ、レース終了後に各チームへ周回数がプラスされるのです。
そのためレース中はリザルト上の1位が実際のトップとは限らず、最後の最後までハラハラドキドキの展開が味わえますし、タイムでは上位に及ばないチームにも勝つチャンスが与えられます。ちなみに今回はGROM5クラスが最大9周、GROM4クラスは最大14周ものハンディが与えられました。そしてレースは後半戦に突入しました。
見た目の順位は両クラスとも上位に変動はなく、150分の時点でGROM5は1位が#2 たばしね雪山倶楽部1号、2位が#9 Team走的達人、3位が#8 TEAM 二代目 だっちゃだれでした。
#2 たばしね雪山倶楽部1号は2位に5ラップの大差を付け、ハンディキャップのマイナスを取り戻すべく独走を続け、そのまま見事クラストップでチェッカーを受けました。
いっぽうGROM4は、#36 MFA+SMCRバリバリチームが首位を奪還してフィニッシュしました。そこにハンディキャップが適用されます。GROM5はスタートから一度もトップを譲らなかった#2 たばしね雪山倶楽部1号が、ハンディキャップをモノともせず164周で堂々の優勝を飾りました。
準優勝の#9 Team 走的達人はプラス3周の恩恵を受け、トップと同じく164ラップの約14秒差と大健闘しました。
3位は#4 秋田ののらねので3周差の161周でした。
ちなみに4位の#10 チーム石井輪店も161周、5位の#8 TEAM 二代目 だっちゃだれは160周です。
そしてファステストラップは#10 チーム石井輪店の52秒685でした。
GROM4はプラス14周のアドバンテージを受けた、#43 だいたい本気レーシングが優勝しました。
準優勝はプラス9周の#46 SAKO-&PRIDE1東北、3位は#36 MFA+SMCRバリバリチームという結果になりました。
上位3チームはすべて164周という大接戦です。
ファステストラップは#36 MFA+SMCRバリバリチームの54秒475でした。
終了後はシャンパンに代わり『炭酸』ファイトや、豪華景品がもらえる抽選会とジャンケン大会が行われ、最後まで笑顔の絶えない1日となりました。
次回は東北では初の試みとなる2戦目が、9月6日に同じスポーツランドSUGO西コースで、4時間の耐久レースとして開催されます。
初心者からベテランまでが一緒に楽しめるレン耐です。今のうちから仲間に声をかけ、準備を進めておきましょう!
FINAL RESULTS
3時間耐久レース
GROM5クラス
| 順位 | No. | チーム名 | 周回数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | #2 | たばしね雪山倶楽部1号 | 164 Laps |
| 2位 | #9 | Team 走的達人 | +13.515 |
| 3位 | #4 | 秋田ののらねの | 161 Laps |
GROM4クラス
| 順位 | No. | チーム名 | 周回数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | #43 | だいたい本気レーシング | 164 Laps |
| 2位 | #46 | SAKO-&PRIDE1東北 | +17.329 |
| 3位 | #36 | MFA+SMCRバリバリチーム | +27.992 |
人生初レースクラス
| 順位 | No. | チーム名 | 周回数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | #43 | だいたい本気レーシング | 164 Laps |
| 2位 | #39 | のりたまファースト | 164 Laps |
| 3位 | #34 | モンマモータース相馬支部 | 162 Laps |
★ 特別賞
受賞: #33 苺屋グッドwithМCへんみ
#33チーム内で、親子で参加して下さった五十嵐一家になりました。
RACE DATA
- 開催名称:Let'sレン耐菅生 3時間耐久レース
- 開催日時:2026年5月10日(日)
- 開催場所:スポーツランドSUGO西コース (宮城県)
- コンディション:天候:晴れ / 気温 23度 / コース状況:ドライ
- 参加台数:Grom5 11台・Grom4 19台 (合計 30台 / 120名)