RACE REPORT
2026.7.19 (日)
【東日本シリーズ第12戦】SEV杯
Let’sレン耐 筑波
真夏の変則6時間耐久レース

筑波恒例となった真夏の6時間耐久。
今年は前後半各3時間の2レースに分ける変則ルールが採用され、第1レースでは第2レースのグリッド順とペリアハンデを決定し、第2レースでの順位が最終リザルトとなるかたちで行われました。

集合写真

変則6時間耐久・第1レース

今回はマイスタークラス5台、グロム5クラス16台、グロム4クラス13台がエントリー。
まずはゼッケン順グリッドのル・マン式で第1レースは9:22にスタートしました。

好スタートを決めてオープニングラップを制したのは、マイスタークラスの#5「どこどこツインズ」でした。
グロム5クラスの#100「モトクラッチNO.1」、同じくグロム5クラスの#16「北巨摩レーシング(仮)」がこれに続きます。

やがて先頭集団は、マイスタークラスの#1「ノックオーバー」、#3「team the Voice-A」、グロム5クラスの#100、#12「太助レーシング」、グロム4クラスの#37「おちぎんモータースポーツ」らによって形成されるようになり、この中から#100が抜け出して一歩リードする展開となりました。

1時間を終えた時点での暫定結果は、
マイスタークラスが#1=72周、#3=71周、#5=70周。
グロム5クラスが#100=73周、#12=72周、#10「DAC関東」=70周。
グロム4クラスが#37=70周、#36「三鷹大サーカスチーム鷹」=67周、#41「RCみずすまし&七北田連合」=67周の順です。

2時間目。
引き続きトップを死守したのはグロム5クラスの#100。
そのグロム5クラスでは、トップから1〜2周遅れの2番手を走る#12が前の時間帯と変わらずその位置をキープ。
一方、クラス3番手には#100と同門の#360「モトクラッチNO.2」が浮上してきました。
グロム4クラスでは#41がトップを奪いましたが、こちらはわずか1周遅れの2番手争いにも4台ほどがひしめく、熱い展開となりました。
マイスタークラスでは#5がトップを奪い、これを#1と#3が追う展開に変化します。マイスターの5チームは、それぞれ1周ずつの間隔を開けて走るようになっていました。

2時間を終えた時点での暫定結果は、マイスタークラスが#5=140周、#1=139周、#3=138周。
グロム5クラスが#100=142周、#12=141周、#360=139周。
グロム4クラスが#41=131周、#38「TeamITF」=130周、#36=130周の順です。

3時間目。
なおも総合トップを#100が走り続けるかたちでレースは進行。
そんな中、11:24頃に4コーナーでグロム5クラスの1台が激しい転倒を喫し、これにより今大会最初のFCYが発生しました。
このFCYは2分ほどで解除されましたが、その直後には最終コーナーで2台が絡む転倒が発生してしまいます。

これにより赤旗が掲示され、レースは一時中断。
11:46にローリングスタートによって再開されることとなりました。

残り約30分で再開されたレースでは、グロム5クラスの#360がトップを走る#100に約半周遅れの2番手へと浮上しました。
グロム4クラスでも、2・3番手争いが#33「TEAM MCCL」と#42「ともやふぁみりー」の2台へと変化。
マイスタークラスでは#5が後続を突き放すことに成功しました。
こうして3時間が経過し、#100が先頭で第1レースは終了しました。

しかし、最初にチェッカーを受けた#100がまさかまさかのダブルチェッカー。
これによりマイナス5周の減算を受け、グロム5クラスの優勝は#360という結果になりました。
マイスタークラスでは、クラス4番手で走っていた#2「TeamPRIDEONE」に対し、マシントラブルに対する救済措置として+9周が加算されました。これにより3位へと繰り上がりました。

第1レースの結果は、マイスタークラスが#5=192周、#3=190周、#2=190周。
グロム5クラスが#360=194周、#12=193周、#100=189周。
グロム4クラスが#41=181周、#33=179周、#42=179周の順です。

変則6時間耐久・第2レース

第2レースの1時間目。
第1レースの結果を元にしたダブルペリアハンデでは、マイスタークラスはトップの#5以外に各+3周となり、ガチ対決となる模様です。
グロム5クラスはトップの#360以外に+2〜+14周、グロム4クラスは#41以外に+4〜+8周となり、それなりに作戦を立てないと最終順位が変動しそうな状況となりました。

takuma-gpカップのスプリントレースを挟み、第2レースは13:32にスタートしました。
午後に入ると、照りつける太陽の下で気温は33度を超え、文字通り真夏の耐久レースとなりました。
またも好スタートを決め、真っ先に第1コーナーへ飛び込んだのは#5。しかし、すぐに#4がこれをかわし、オープニングラップを制しました。

やがてグロム5クラスの#16が先頭に立ち、これをグロム4クラストップの#37、マイスタークラストップの#3らが追う展開となります。

マイスタークラスでは、第1レースでの悔しさを返上しようと#4が2番手を走行し、3番手に#1がつけます。
グロム5クラスでは、2番手に#8「Samson's」、3番手に#7「ともっちと愉快な仲間たち」が浮上し、第1レースとは上位陣の顔ぶれが変化しました。

グロム4クラスでも#40「とりあえず走ろう」がトップに代わり、これを#37、#43「明スピードスターズ」が追う展開となりました。
変則ルールによるボーナスハンデをきっちり獲得しながら勝利を目指す作戦を取っていたチームが多かったようです。

第1レースで活躍した上位陣の中には、速さこそ際立っていたものの、思いやり区間での追い越し違反に対する注意を受けたためか、ペースをセーブするようになった印象のチームも見られました。

1時間を終えた時点での暫定結果は、マイスタークラスが#3=75周、#4=74周、#1=73周。
グロム5クラスが#16=75周、#8=74周、#7=74周。
グロム4クラスが#40=75周、#37=72周、#43=71周の順です。

2時間目。
各クラスとも、少しでも前にいた方が勝つ第2レースでは、それぞれが本領を発揮します。そのため、突出した活躍を見せるチームはなく、まだ大きな展開の変化にはつながりません。

マイスタークラスでは上位3台のオーダーは変わらず、それぞれ約2周の間隔を開けて走る展開となりました。ただし、3番手の#1には、すぐ背後から#2「TeamPRIDEONE」がぴったりと迫ります。
グロム5クラスでは#16のトップは揺るがず、後続に対して2周のリードを維持。しかし、その2位には#7が浮上しました。クラス3番手は#8、#17「teamAGNES」、#6「みかんツーレーシング」の3台が争う展開となります。
グロム4クラスではトップの#40が3周ほどリードし、やや抜け出すような展開となりました。クラス2・3番手の#37と#43は途中で順位を入れ替える場面もありましたが、再び#37が前に出て、徐々に差を広げていきました。

2時間を終えた時点での暫定結果は、マイスタークラスが#3=149周、#4=147周、#1=145周。
グロム5クラスが#16=148周、#7=146周、#17=144周。
グロム4クラスが#40=149周、#37=146周、#43=143周の順です。

3時間目。
各クラスともトップが変わらないまま、第2レースは終盤を迎えます。
しかし、最後のスパートとあって、ここからレースが動き出しました。

マイスタークラスでは#4がトップとの差を詰め始め、グロム4クラスでは#37が#43と同一周回で競り合いながら、ついに1・2番手を占める展開となります。
各クラスとも、上位3台はいずれもペリアでのボーナスハンデが同一で、しかも最大ボーナス周をしっかり獲得しているため、少しでも前に出た方が勝つ状況となりました。
ラスト30分を過ぎると、さらに争いは激化します。
マイスタークラスではついに#4が先頭を奪いました。
グロム4クラスでは2・3番手争いが激しくなり、クラス4番手を走っていた#31「ケイコと不愉快なナミヘイたち」が、ついにクラス3番手へと浮上します。
グロム5クラスでは#16がトップを死守し、なおかつ3周のリードを保ち続ける強さを見せました。一方で3位争いは激しさを増し、その中から#17が最終的に抜け出し、表彰台を確実なものとしていきました。
こうして3時間が経過し、#16を皮切りに各車が続々とゴールしました。

この後は、ペリアボーナスと各種違反のペナルティを加減算した最終結果を待って表彰式が行われました。

その結果、マイスタークラスで優勝したのは、1周減算のペナルティがありながらも1周差のリードを保った#4「イケイケ団」。
#4は最近マイスタークラスに昇格したばかりのチームですが、強豪の一角としてその存在感を示しました。クラス2位には#3、3位には#1が入りました。
グロム5クラスで優勝したのは、文句なしのレース運びを見せた#16「北巨摩レーシング(仮)」でした。クラス2位は#7、3位は#17となりました。
グロム4クラスでは、クラストップでゴールした#37に痛恨のペナルティミスがあり、1周差で繰り上がった#40が逆転勝利。クラス2位は悔しい結果となった#37、3位は毎戦うまい作戦運びが目立つ#31となりました。

表彰式の後は、筑波大会の名物となった野菜詰め合わせが賞品に含まれる抽選会で盛り上がり、真夏の熱い1日が終了しました。

FINAL RESULTS

変則6時間耐久レース

マイスタークラス

順位 No. チーム名 周回数
1位 #4 イケイケ団 224 Lap
2位 #3 team the Voice-A 223 Lap
3位 #1 ノックオーバー 222 Lap

GROM5クラス

順位 No. チーム名 周回数
1位 #16 北巨摩レーシング(仮) 236 Lap
2位 #7 ともっちと愉快な仲間たち 233 Lap
3位 #17 teamAGNES 231 Lap

GROM4クラス

順位 No. チーム名 周回数
1位 #40 とりあえず走ろう 222 Lap
2位 #37 おちぎんモータースポーツ 221 Lap
3位 #31 ケイコと不愉快なナミヘイたち 220 Lap

人生初レースクラス

順位 No. チーム名
1位 #40 とりあえず走ろう
2位 #36 三鷹大サーカスチーム鷹
3位 #43 明スピードスターズ
RACE DATA
  • 開催名称:SEV杯 Let’sレン耐 変則6時間耐久レース
  • 開催日時:2026年7月19日(日)
  • 開催場所:筑波サーキット コース1000(茨城県)
  • コンディション:天候:曇りのち晴れ / 気温:29度
  • 参加台数:マイスター 5台・Grom5 16台・Grom4 13台(合計 34台 / 154名)