毎年恒例「Let'sレン耐 真夏の筑波6時間耐久」今回は第1レースと第2レースの間でtakuma-gpカップが開催されました。
今年はドラマティックな戦いが繰り広げられていることもあり、注目度も抜群です。
絶好の夏日和の下、各エントラントたちは大いに楽しみました。
M50ビギナー&M50フレッシュマン 10周
<スプリント M50ビギナー/フレッシュマンクラス混走 10周>
今回のM50ビギナー&フレッシュマンクラスでは、なんとついに魔改造スーパーカブが予選でポールポジションをゲット! 予選トップに輝いたのは#30渡辺ショーゴ選手で、タイムは42.310秒。予選2番手にはNSRminiを駆る#44上山口勉選手がつけ、42.610秒を記録しました。
しかし、決勝レースではスタートの際に#30渡辺選手が他車と軽く接触し、やや出遅れてしまいます。 もつれ込むように第1コーナーへ飛び込んでいく集団の中でホールショットを奪ったのは#44上山口選手。しかし、この#44上山口選手をかわし、オープニングラップを制したのはGROMに乗る#21武尾拓選手でした。 3番手には猛烈な追い上げを見せる#30渡辺選手が浮上。この3台が早くも先頭集団を形成し、バトルを展開していきます。 2周目の3コーナーでは#30渡辺選手がトップに浮上。2番手となった#44上山口選手、#21武尾選手らとの鍔迫り合いは、カブ・NSR・GROMによる異機種戦という見どころ十分の展開となりました。さらに3周目には、今度は#44上山口選手がトップを奪うなど、目が離せない戦いが繰り広げられます。 しかし4周目、#30渡辺選手が痛恨の転倒。これによりリタイヤとなり、カブ初優勝の夢はお預けとなってしまいました。 この時点でトップ集団と後続勢との間にはすでにかなりの距離が開いており、レースは#44上山口選手と#21武尾選手による一騎打ちとなります。
最後まで続いた2人の戦いは、7周目に#21武尾選手が先行。ラストラップではさらに若干の差をつけ、#21武尾選手が嬉しいM50ビギナークラス優勝を飾りました。 一方、トップ2台からは離されたものの、こちらも2台による接近戦が最後まで続いた3位争いでは、NS50Rの#73渡部雄太選手が#96リン・ジャーチ選手を0.4秒弱の差で下し、表彰台に上りました。 なお、2台がエントリーしたフレッシュマンクラスでは、総合5番手でゴールした#5佐藤剛選手が勝利しました。 <スプリント M50エキスパートクラス>
予選でポールポジションをゲットしたのは、NSR50の#54都倉紅志選手。タイムは40.373秒でした。 予選2番手は同じくNSR50の#2都倉豊選手で、タイムは40.399秒。親子でグリッド1-2を占めることとなりました。 exp_start 中.jpeg 決勝レースでは#54都倉紅志選手がスタートに失敗し、ホールショットを奪ったのは#2都倉豊選手でした。これを予選4番手からスタートした#3斉藤高敏選手のXR100が猛追し、2周目には早くも2人による一騎打ちとなります。 3番手争いでは、#12早乙女忠選手、#77玉利幸治選手、#54都倉紅志選手らが接近戦を展開しました。 先頭の2台は#2都倉豊選手を前に、テールtoノーズのまま周回を重ね、あっという間に終盤へと突入していきます。 一方、3番手争いでは9周目に#54都倉紅志選手が#12早乙女選手をかわして浮上。#77玉利選手は、この2台から徐々に引き離されていきました。 exp_#2 中.jpeg 最後まで続いた先頭2台の戦いでは、#2都倉豊選手が最後までつけ入る隙を与えず、わずか0.14秒差で真っ先にチェッカーフラッグを受け、嬉しい優勝を飾りました。 3位争いもわずか0.17秒という僅差で#54都倉紅志選手が制し、親子そろって表彰台に上る嬉しい結果となりました。
#39 青木選手は、やはり魔改造カブの#30 渡辺ショーゴ選手と一騎打ちの展開となっていきました。
#44 上山口選手は順調にアドバンテージを保ったまま終盤へと突入。結局、そのまま盤石な態勢で真っ先にチェッカーフラッグを受けることとなりました。
2番手争いは8周目に#19 木村選手が再び前に出て制することになります。
途中で順位を入れ替えていた魔改造カブ同士の4位争いも、最終ラップで#39 青木選手が前に出て先にゴールすることとなりました。
なお、フレッシュマンクラスは総合10番手でチェッカーを受けた#82 高橋弘美選手(NSF100)が、ベストタイムでは上回っていた#5 佐藤剛選手(NSRmini)を下して優勝をゲットしました。
M50エキスパート 10周
NSR50&miniが9台とNSF100が1台の計10台で開催されました。
予選は常勝の#49 上野健太選手(NSR50)が、40.294秒でポールポジションを獲得。
10周で行われた決勝レースでは、その#49 上野選手がホールショットを決めると、そのままレースをリードするかたちとなりました。
2番手に付けたのは2列目グリッドから好スタートを決めた#2 都倉豊選手(NSR50)。
3番手に予選2位の#12 早乙女忠選手(NSR50)が付けます。
レースはそのままのオーダーで中盤まで進行。5〜6周目にかけて#12 早乙女選手がベストラップを叩き出すタイムを見せるも、次第に#49 上野選手が後続を引き離していく様相を見せていました。
しかし、8周目の3コーナーで独走状態となっていた#49 上野選手がまさかのスリップダウン。
これにより接近戦での優勝争いになるかと思われた#2 都倉選手と#12 早乙女選手のバトルも、メインストレート上で#2 都倉選手にマシントラブルがあったのか、ややスローダウン。
#12に前を譲ることとなってしまいます。
こうしてラスト2周は#12 早乙女選手が単独トップを走る逆転劇となって嬉しい優勝をゲットしました。ペースが落ちた#2 都倉選手をゴール直前で#54 都倉紅志選手(NSR50)がかわして2位に。
エキスパートクラスは終盤から一気に目まぐるしい展開となる熱いレースとなりました。なお、転倒後に再スタートした#49 上野選手は9位でフィニッシュしています。
FINAL RESULTS
M50エキスパート
| 順位 | No. | 選手名 | 周回数(タイム) |
|---|---|---|---|
| 1位 | #12 | 早乙女 忠 | 10周 (6'52.917) |
| 2位 | #54 | 都倉 紅志 | 10周 (6'56.001) |
| 3位 | #2 | 都倉 豊 | 10周 (6'56.047) |
M50ビギナー
| 順位 | No. | 選手名 | 周回数(タイム) |
|---|---|---|---|
| 1位 | #44 | 上山口 勉 | 10周 (7'08.891) |
| 2位 | #19 | 木村 孝之 | 10周 (7'12.713) |
| 3位 | #21 | 武尾 拓 | 10周 (7'13.246) |
M50フレッシュマン
| 順位 | No. | 選手名 | 周回数(タイム) |
|---|---|---|---|
| 1位 | #82 | 高橋 弘美 | 10周 (7'36.057) |
| 2位 | #5 | 佐藤 剛 | 10周 (7'39.321) |
RACE DATA
- 開催名称:takuma-gpカップ Round-1
- 開催日時:2026年5月3日(日)
- 開催場所:筑波サーキット コース1000(茨城県)
- コンディション:天候:曇り / 気温:19.3度
- 参加台数:M50ビギナー 13台 / M50フレッシュマン 2台 / M50エキスパート 10台(合計 25台 )