3時間耐久レポート
スタート〜1時間:整然としたスタート、そして最初のドラマ
3時間耐久レポート
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序盤〜1時間:#6と#1のシーソーゲーム
スタート直後、1周目に戻ってきた順位は#1、#8、#4。ところが3周目には#4「走らねぇブタはただのフダだ」がトップに立ち、#1、#8と入れ替わる序盤から激しい先頭争いの展開となりました。
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やがてレースは#6「M’s」と#1「team the Voice-B」のシーソーゲームへ。1時間経過時点では#6が39周でトップを走行し、#1が同周回でピッタリと背後に。#8「team-AKAGI&kotaki」は1周遅れの3番手ながら、1分28秒826のベストを刻み、静かに虎視眈々と順位を窺います。
#6と#1は互いに27秒台を刻み合い、どちらが燃料を抱え、どちらがタイヤを労っているのか、読み合いのレースとなりました。
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12:14、#4が8コーナーでオーバーランし、外側で転倒。ライダーはすぐに立ち上がり、マシンを抱えてピットへ。修復して再びコースへ戻っていきました。
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2時間経過〜給油攻防:#8、待ち伏せの逆襲
13:00、残り1時間を切った頃、空の雲がいっそう厚みを増し、風も出てきました。雨はまだか、まだかとピットの全員が空を見上げます。
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ここでレースを動かしたのが給油戦略でした。今大会は各チームに2Lのガソリン追加が認められています。
残り1時間、#8「team-AKAGI&kotaki」と#11「K.R.T」がまず給油に入り、#1も続きます。#5「うまソーダ」、#6「M’s」も順にピットイン。残り1時間を切れば2Lあればゴールまでアクセル全開でいけるぞ。各チームの計算が的中し、ここからは全車ノンストップの終盤スプリントへ。
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2時間経過時点では#8が75周でトップに立ち、#1が同周回で2番手、#11が3番手に浮上。#6は74周で4番手へと後退しました。
終盤〜チェッカー:18秒差のファイナルラップ
13:39、トップ#8と2番手#1の差はわずか18秒。残り20分を切り、もうトップの行方は誰にも分かりません。
#8の小林・若林・大久保トリオは87周目に1分25秒994の大会最速ラップを叩き出し、ペースを一切緩めません。追う#1も27秒台を刻み続けますが、#8の走りは隙がありません。
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そして14:00、間瀬の空にチェッカーフラッグが振られます。#8「team-AKAGI&kotaki」が115周を駆け抜け、連続3時間耐久の頂点に立ちました。
2位には115周でピッタリ追走した#11「K.R.T」。なんと1分23秒400という驚異的なベストを記録しながらの猛追撃で、最後まで勝負の目を残しました。
3位には#1「team the Voice-B」が115周で続き、トップ3が同一周回で並ぶ大接戦のフィニッシュとなりました。なお#3「リキッドワークス」にはコースインペナルティで1周減算の裁定が下されました。
オープニングラップの順位は、マイスタークラスが#102「お主も悪よのう」、#103「TeamPRIDE ONE」、#111「■TeamYSR」、#101「どこどこツインズ」、#112「パッチWORKS」の並び。
グロム5クラスでは#80「Team BLADE」、#3「ポンコツレーシング」、#2が続き、グロム4クラスは#42「292Link・GRACE」、#36「二代目南町奉行B」が先行する展開となりました。
しかし10:24、最初のドラマが起こります。#101「どこどこツインズ」が3コーナーで痛恨の転倒を喫し、車両回収のためセーフティカーがコースイン。
約10分間のニュートラリゼーションにより、レースのリズムはいったんリセットされる形となりました。その後、SCが解除され、レースは再開されました。
レース中盤には#12もコース上に横たわる場面がありましたが、マシンを起こして自力でピットへ戻りました。
1時間経過時点の中間順位は次の通りです。
マイスター:1位 #111「■TeamYSR」/2位 #103「TeamPRIDE ONE」/3位 #102「お主も悪よのう」
CBR250R:1位 #104「Samson’s」/2位 #105「Team-F」/3位 #112「パッチWORKS」
グロム5:1位 #14「バンタムレーシング」/2位 #3「ポンコツレーシング」/3位 #80「Team BLADE」
グロム4:1位 #44「松戸會withてんとう虫」/2位 #42「292Link・GRACE」/3位 #37「とりあえず走ろう」
グロム4限定のダブルペリアが呼ぶ波乱
1時間30分が経過したところで、運営から今回限定のレギュレーションが発表されました。
ダブルペリアハンデはグロム4クラスのみに適用され、最大加算は+6周。これにより、後半のレースに逆転のチャンスが与えられました。
2時間経過時点では、マイスタークラスの#111が72周でトップを走行。
CBR250Rクラスでは#105「Team-F」がトップに立ち、#112が続く展開となりました。
グロム5クラスでは#80「Team BLADE」が66周で首位へと返り咲き、グロム4クラスはハンデ効果で#42「292Link・GRACE」がトップに躍り出るなど、順位は大きく塗り替わりました。
灼熱の32℃。ピットレーンでは、氷嚢を首に巻いたライダーたちが次々とピットへ入り、水分を補給しながら次のスティントへ備える光景が絶えませんでした。
終盤〜チェッカー:ペナルティが左右する順位、それでも走り抜けたグリッド
残り1時間、レースは新たな局面へ入ります。「与えられた条件の中で走り切る」——耐久レースの本質を体現するように、コース上の争いは最後まで緩みませんでした。
マイスタークラスでは#111「■TeamYSR」が108周を刻み、1分26秒579のベストラップと合わせて堂々のトップチェッカー。
CBR250Rクラスでは#112「パッチWORKS」が106周で見事な逃げ切りを見せ、#113「イエローライン ドンキーズ」、#105「Team-F」が続きました。
グロム5クラスは#3「ポンコツレーシング」が98周で優勝。
#80「Team BLADE」、#8「アシュアドリームRP」、#5「ヨンメイ」がそれぞれ持ち味を発揮する熱戦となりました。
そして、ハンデによって順位が大きく動いたグロム4クラスでは、女性ライダー・石田さおり選手を擁する#31「大神のさおり」が95周でクラス制覇。
ハンデを跳ね返すのではなく、ハンデを味方につける戦略で勝利をつかみ、パドックからひときわ大きな歓声が上がりました。